どうも、わいです。
本日よりこちらのコーナーにて「てんちょブログ」はじめました。
てんちょの個人的な趣味趣向を紹介していきたいと思います。
皆さん漫画は好きですか?
わいは大好きです。『物語』が大好きなんです。
ギャグ漫画や4コマ漫画よりもストーリー漫画に傾倒してます。
そしてまずてんちょブログ第一回に紹介したいのが、
現在アニメも放送されている・・・
『うしおととら』
言わずと知れた少年漫画の大御所藤田和日郎先生の出世作。
1990年から1996年にかけて「週刊少年サンデー」で連載された
漫画です。主人公「うしお」の「獣の槍」と妖怪「とら」とともに
宿敵「白面の者」との戦いを描いています。
この作品が連載終了からおよそ20年も経ってからアニメ化されて
いるのも『物語』の構成力の高さが評価され続けているからだと
思います。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、
単発単発の『物語』であったものが終盤にかけて大きな一つの
『物語』に収斂していきます。
この『物語』の収斂の素晴らしさが藤田先生作品の魅力です。
週刊連載という毎週毎週の盛り上げが必須な状況のなか
それぞれのエピソードを一つの作品を通じてのクライマックスに
繋げるというのはなかなか出来ることではありません。
風呂敷を広げるだけ広げて、伏線を回収せずに終わる漫画も
少なくないですが『うしおととら』は見事に風呂敷を畳みきって
終わります。全てのエピソードが『うしおととら』という作品を
構成するのに必要なものなのです。
現在放送のアニメも藤田先生が監修されているので
出来る限り必要なエピソードは削られていないのですが
やはり全てが収録されているわけではありません、
アニメで『うしおととら』に興味を持った方には
是非原作漫画を読んで頂きたい。
アニメで登場できなかった『物語』も楽しんでこそ
『うしおととら』の 『物語』は完成すると思うのです。
そして藤田先生の他の作品も読んで頂きたい。
特に『からくりサーカス』は個人的に一番のオススメです。
からくりもアニメ化してくれないかなぁ。
しばらく少年漫画から離れていた藤田先生ですが
2016年の2月から週刊少年サンデーで連載も決定しました。
また新しい藤田先生の『物語』が楽しみです。